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コロナで自粛│ボルダリングジムはダメ、外岩はオッケー?

2020 4/10
コロナで自粛│ボルダリングジムはダメ、外岩はオッケー?

コロナウイルス感染拡大により、クライミング界も自粛ムードとなっています。

営業を自粛するジムや、利用制限をするジムも増えてきて、満足できるほど登れていないというクライマーも多いのではないでしょうか?

僕の地域は、そこまで営業自粛しているジムはないので、コロナウイルス感染のリスクさえ容認できれば、登ることができています。

しかし、個人的にボルダリングジムは3密の環境に近いと思っています。

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ボルダリングジムは3密の環境?

ボルダリングジムは3密なのかの説明
出典:Yahoo!JAPAN

ジムによったら、換気の悪い密閉空間、大勢がいる密集空間、間近で会話する密接場所の全てに当てはまります。

3密に当てはまるようなジムは、営業を自粛していたり、営業時間を短縮してるように思えます。

また、利用ができたとしても、マスク着用や、同時利用人数の制限を行っているジムも見受けられます。

3密となるジムでは、なるべく登らないようにしようと考えているクライマーも増えてきたのではないかと感じています。

では、3密の場所でなければ、ボルダリングをしても大丈夫なのか?

僕は、外岩シーズンになると、休日はジムよりも岩に行くことが多いです。

外岩は、明らかに3密の環境とは逆で、自然の環境下で換気MAX、大勢と呼べるほど人がいない、間近で会話しなくてもよい環境です。

コロナウイルス感染拡大により世に広まりつつある『ソーシャルディスタンス』的にもオッケーな環境です。

ジムに行けないなら、外岩に行っちゃえというような考えはもちろんコロナウイルス感染リスクがありますよね。

外岩はも自粛?3密の環境ではないがコロナ感染リスクあり

外岩も自粛した方がいいのか説明

3密の環境を避けようということだけで考えると、ボルダリングジムはダメ、外岩はオッケーとなりますね。

オッケーというよりは、ジムに行くよりは、外岩の方がだいぶマシといった感じでしょうか。

もちろん、外岩に行く時にも感染のリスクはあります。

いつも外岩に行く時の行動を思い出してみると結構感染する可能性がある場面がありますよ。

朝、一緒に行く仲間と集合して車(乗り合い)で岩場へ向かう
※岩場には、駐車場が少い場合が多く、多くの人が楽しめるように、
また、地域住民の方に迷惑をかけるといけないので、なるべく乗り合いで行くようにしています。

 ↓
途中でコンビニにより、水分や食料を買う
 ↓
岩場に到着、登り始める
 ↓
登り終えたら、温泉&ご飯
 ↓
帰宅

温泉とか行ってたら感染のリスクあるやないか!となりますが、僕の住んでいるところは、いい温泉がいっぱいあるので、外岩後の温泉が気持ちよくてたまらないんです。

外岩は、感染のリスクがほぼないのではないかと考えていましたが、これじゃあ感染のリスクが普通にありますね。笑

でも、やっぱクライマーやから岩を登りたい。

完全に外出が禁止となるまでは、なんとしても登りたいという思いを持っている方も多いと思うので、どうしても外岩へ行きたい場合は、コロナ感染のリスクを極限まで下げていくことにしましょう。

外岩へ行く時の行動をコロナ対策仕様にすると…

朝、一緒に行く仲間と集合して車(乗り合い)で岩場へ向かう。
しかし、全員マスク着用!
※車を乗り合いで行くのは、基本的にソロクライマーではないし、車持ってない人がいたり、駐車場が少なかったりするのでしょうがないです。
 ↓
途中でコンビニで水分や食料を買うが、車内に戻ったら、除菌スプレーをする
 ↓
岩場では、なるべく距離を取って話す(2m以上)
 ↓
帰りの温泉&ご飯は自粛
 ↓
帰宅

これで、かなり感染のリスクを抑えることができそうです。

また、感染者の少ない地域への遠征なんかは辞めた方がいいと思います。

外岩に行ったことがきっかけで、その地域にコロナウイルス感染者を出してしまったとなれば大変です。

いや、大変です。では済まされないでしょう。

岩場は、3密じゃないし、コロナ感染せえへんから、大丈夫や!というような、考えだけで行ってしまうとホンマに感染してしまいますし、周りに迷惑をかけるかもしれません。

できるかぎりの感染予防対策、感染者を増やさないための意識を持って外岩へ行きましょう。

あと、岩場では人と人との距離が離れているから大丈夫と思うかもしれませんが、実際には結構近い距離で話しています。

過去に撮影した動画を見ると、普段ジムで会話しているくらいの距離での会話シーンが多く映っていました。

感染リスクを下げるためにも、離れて会話することを意識した方がよさそうです。

実質自粛要請!?外岩クライマーの活動について

日本フリークライミング協会のFacebookで、岩場でのクライミングについてのお願いが投稿されています。

以下、一部を引用していますので、外岩へ行かれる方は、チェックしておいてください。

【新型コロナウイルスの感染拡大を受けての岩場でのクライミングの再検討のお願い】

クライマー各位

新型コロナウイルスの感染拡大は深刻度を増し、ついに日本でも新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出され、4月7日から5月6日までの間、 特に感染者の多い 7 都府県で「緊急事態措置」が始まりました。また、 この7都府県以外の地域でも日ごとに感染者は増し、コロナ禍は全国規模で広がりを見せています。

このような状況の下、外出自粛要請のためクライミング業界、アウトドア業界も大きな影響を受けています。多くのクライミングジムなどや関連企業が休業を余儀なくされ、大変な状況にある事業者も多いことと思います。政府が具体的な補償策を打ち出さないなか、市民の生命と健康を守るため、このような英断に出られたことに敬意を表します。

●クライミング界における問題
クライミング界では、ここでさらに大きな問題が生じつつあります。 外出自粛要請によりクライミングジムなどが休業になったことから、登る場を失ったクライマーたちが、アウトドアの岩場(外岩)に平日から押し寄せ、岩場付近の駐車スペースや登山口などに他県ナンバーの車が目立つようになっているという事実です。 クライミングがオリンピック種目となり、その認知度がかなり高まってきていますが、 実際のクライミングは冒険的行為であり、一歩間違えば、誰もがけがや、場合によっては簡単に命を落とすこともあるのは、クライマー自身がよくご存知かと思います。いま、感染拡大防止に協力していくことはもちろん、この時期に切迫した医療機関に余計な負担をかけることは何としても避けなくてはいけません。

そして、日本の多くの岩場ではアクセス問題がクリアになっていません。また、 ふだんはウェルカムな地域であっても、多くの方が感染防止に努力されているこのタイミングでは、違う感情を抱かれることもあることは想像に難くありません。ましてや、移動の制限も求められる「緊急事態措置」が取られている地域や、感染者が多いとされる地域から来たナンバーを付けた車を見た地元の方はどう思われるでしょう? 岩場使用の許可を得るために、地元と長年交渉 を続けてきたローカルクライマーのコミュニティはどう感じるでしょう?

クライミングは本来自由な行為ですし、カウンターカルチャー的な側面もあり、そういったところに魅力を感じているクライマーも多いでしょう。主義や主張、スタイルもいろいろあって然るべきなのがクライミングです。しかし、それらは「平時」であればこそ追及できることではないでしょうか。

●岩場を守るために今クライマーにできること
人々の生命と健康を守るために、そしてクライミングの社会性や文化を守るため、地域とのつながりを大切にするため、このコロナ禍が去ったあとも岩場を気持ちよく登らせてもらうため、NPO法人日本フリークライミング協会は、クライマー諸氏に対して以下の行動を伴う岩場でのクライミングを今一度再検討いただくようお願いいたします。

・遠方からの来訪自体が地域社会に不安を与えてしまうような行動
・アプローチを含め3密(密閉・密集・密接)が発生するような行動
・医療リソースをひっ迫させてしまうことが容易に想定できるような行動

何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。

今回は、クライマー全体の社会性が問われている事態です。

仮に、感染が拡大していない、登攀に影響がないと思われるエリアであっても、アクセス途中を含めた地域全体の気持ちや、クライマーが集中する可能性等の影響も考慮し、各自の行動や情報の取り扱いには十分ご注意ください。海外ではハイキング中にケガをして救急搬送された人がコロナ陽性とわかり、救助隊員やヘリパイロット、搬送された先の病院スタッフが全員2週間の隔離となり、救助隊や医療機関の機能を著しく低下させ、その結果、すべての国立公園が閉鎖されるという事態になった国もあります。

今、クライマー各自が、自分たちの岩場の未来を考えることが、何より大切なことだと考えます。

期間は緊急事態宣言の期間中である2020年4月10日から5月6日と考えています。 また、お願いの期間については、感染拡大・収束状況、社会情勢をみて再度延長を提案する場合があります。

皆様のご賛同とご協力を重ねてよろしくお願い申し上げます。

NPO法人日本フリークライミング協会環境委員会

引用:日本フリークライミング協会Facebook

【4月21日追記】緊急事態宣言で自粛中に出た苦情について

御岳クライマーズコミュニティのFacebookの投稿にて、以下の報告がありました。

苦情に関してのご報告とお願いです。

御岳にお住まいの方より「4月19日(日)、御岳や奥多摩界隈にクライマーを含む多数の観光客が押し寄せ、地元住民から不安の声があがっている」という報告を受けました。 
クライマーへの具体的な苦情としては、以下のとおりです。

『澤乃井ガーデン下の一番大きな岩(鵜の瀬岩?)で、深夜まで奇声を発したり大きな声で騒いだり、ライトをつけて岩に登ったりしている人達が居た。おそらく泊まり込みでクライミングをしにきたグループによるものと思われる』
(余談ですが、鵜の瀬岩での泊まり込んでのクライミングは昨年もあり、その時は深夜0時を過ぎても騒々しさが収まらず、困った地元の方が警察に通報をしたそうです)

普通に考えればこの件は、コロナ騒動の最中でなくてもマナー違反であり、控えなくてはならない行為です。もし心当たりのある方、そういった知人がいる方はすぐにやめるようお願いします。

先日の政府発表の緊急事態宣言を受け、クライミング界においても影響力のある方々から自粛を促す発言がネットやSNS上で相次いでいましたので、この状況を受け入れて自粛されているクライマーも多かったかと思います。
ですが残念ながら、ほんの少数のクライマーの油断や状況の軽視により、クライマー全体に対して反感が生まれてしまっています。

地元にも色々な意見があり、他所から来る人を迷惑だと思う方もあれば、生活のために休業もできず他所から来て経済活動に貢献してくれるお客をありがたいと思う方もいます。

とても難しい問題ですし、視点が違えば正義も変わります。
そして、御岳に関して言えば私有地ではありませんので、今のところ登攀自粛、又は禁止を強制する事はできません。

しかしながらクライマーへの反感が生まれてしまった以上、今一度考え直す必要があると考え、こちらで現状の報告をさせていただきました。

クライミングは誰にとっても自由で在るべきですが、自由と無秩序は全くの別物です。
そして、自由には常に責任が伴います。
この場合の責任というのは、誰に対してなのか、何に対してなのかをそれぞれで考え、慎重に行動するべき期間かと思います。

具体的な例を挙げると、御岳や奥多摩には多くのお年寄りが住んでいます。その方達にとって、他所からの来訪者はウィルスを運ぶかもしれない恐怖の対象です。
自分達はどんな行動、対処を取って自由を得るか、責任を持ってどう動くべきか、、
今一度、考えてみましょう。

もしかすると今後、クライマーだけでなく、観光客やその他のアクティビティの方々が御岳に集中しないよう、御岳エリアでも駐車場が閉鎖になる可能性があります。そうなった場合はまたこちらで情報を共有させていただきます。

よろしくお願いします。

引用:御岳クライマーズコミュニティ

ボルダリングジムが営業自粛しているため、登る機会が減りストレスが溜まるかもしれません。

3密にならないから大丈夫という考えだけで、外岩に行ってしまうのは正しい判断とは言えません。

あなたの軽はずみな行動で、岩場の閉鎖を余儀なくされる場合だってありえます。

あなたの行動が、クライミングの機械をさらに減らすことだってあり得るんです。

あなたが楽しくクライミングができるのは、周りの環境あってこそだということを頭に入れておきましょう。

外岩はコロナ感染リスクが低いという油断は大敵!しっかり予防をしましょう

外岩に行っててコロナに感染したとなったら、外岩禁止の流れになりかねません。

クライマーなので、外岩へ行くな!というよな禁止令が出るまでは、行く人は多くいるでしょう。

実際に、インスタを見ていると岩に行っている人もいますし、僕もコロナ感染拡大の状況を見ていくかもしれません。

でも、ボルダリングジムは3密やからダメ!外岩は3密じゃないからオッケーというような考えで行くとリスクがありますので、外岩でも感染のリスクはあると必ず頭に入れておきましょう。

(岩場での感染というよりも、岩場の行き帰りでの感染だと思いますが…)

また、自分がコロナにかからなくても、岩場の近くに住む方が、いい気をしない可能性もあることを頭に入れておきましょう。

1人1人が気を付けていれば、最大限の予防対策をして登っている間に、コロナは終息すると思います。

なによりも、早く自由に登りに行けるようになることを目指した行動を心掛けたいですよね。

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