あなたの番です「扉の向こう」番外編「過去の罪」黒島沙和の過去│前編・後編│【ネタバレあり】

2019 10/23
あなたの番です「扉の向こう」番外編「過去の罪」黒島沙和の過去│前編・後編│【ネタバレあり】

ドラマ「あなたの番です」のhulu限定スピンオフドラマ「扉の向こう」番外編「過去の罪」のネタバレについて書いています。

最終回が終わったにも関わらず、盛り上がりのある「あなたの番です」。

そのスピンオフドラマ「扉の向こう」に黒島ちゃんこと「黒島 沙和」が登場します。今回は、今までとは少し違う感じで番外編として黒島ちゃんの高校生時代が描かれています。

黒島ちゃんはなぜ殺人鬼になってしまったのか、過去にはなにがあったのか。本編では明らかになっていない内容がここに描かれています。

huluに入ってない方は要チェックです。

目次

「過去の罪 前編」 では16歳の頃の黒島が描かれている【ネタバレ】

ニュースのインタビューに答える黒島沙和の両親の映像から物語は始まります。

両親とも自分の娘がこんな殺人を犯していたなんて信じられないという状況です。また、翔太や、二階堂も黒島が犯人だったことにショックを隠しきれずそれぞれ行動に出ます。

翔太は南の部屋に行き、「これまでの事件で南さんが調べたことを改めて教えてほしい。黒島沙和について知りたいんです。」とお願いをしに行きます。

南も翔太も愛する人を黒島に奪われたという共通点がありますが、南は「連続殺人鬼のことなんていくら知ったところで納得なんかできない」と拒否をします。

しかし、翔太は「それでも知りたい。」とお願いをします。

二階堂は、愛する黒島が犯した罪を忘れようと、「記憶の成立と忘却のメカニズム」という論文を読み、電気けいれん療法たるものを試そうと電気コンセントを自分の手に当てます。あの冷静な二階堂の心にもかなりのダメージがあるようです。

沙和の過去、高校生の頃の沙和

2014年4月、高知県香南市。黒島沙和が高校1年生の時にの物語が始まります。

沙和の高校生の頃は、メガネをかけており素朴な女の子でした。朝ベッドでボーッとしている姿が映ります。考え事をしていたようで、両親からも、「沙和はいつもボーッとしている」と言われてしまいます。

笑顔で朝ごはんを食べる黒島、家を出る時も笑顔で「いってきます。」と言っていますが、家族の姿が見えなくなると、一気に暗い表情に変わります。家の中で見せていた表情はやはり偽りだったのでしょうか?

通学途中の公園から小さい女の子が飛び出してきて転び泣き始めます。それを見た沙和は、首を絞めて殺すことを想像してしまいます。

その後、赤信号で横断歩道に入り、トラックに轢かれてしまいます。病室で目覚めた沙和は「また失敗か。」とつぶやきます。殺人願望と自殺願望があるようですが、なかなか死ぬことができないようです。病室の沙和の表情はどこか意味深です。

担任した沙和は、いつもどおり通学をするようになります。

「沙和っちー、生きとったー!?」と友達が歩み寄り話しかけます。そこで、いじめられてる男の子の描写があります。なんとその男の子は、連続殺人の共犯者である内山です。ズボンを脱がされたり、石を投げたれたりして、かなりひどいいじめにあっています。

そんな姿の内山を見た友達が笑うと、沙和は落ちている大きな石で友達を殴って殺す想像をします。なんのためらいもなく殴る姿は、殺人鬼となった沙和を想像させます。

いじめられていた内山も復讐をしてやろうと思っているのか、怯えているのか、すごく震えています。

自分の殺人願望に違和感を感じている沙和

事故の怪我により、精密検査を受けた沙和は病院へ母と一緒に結果を聞きに行きます。

異常はなにもなかったという医者ですが、沙和は「私の脳に異常がないですか?事故とは関係なく。」としつこく確認します。娘の異常な反応に少し焦る母親ですが、そんなことは全く気にせず、沙和は医者に脳の写真をもらえないかとお願いします。

家に帰ってからも沙和は自分の脳のCT画像を見つめて考えています。

沙和には家庭教師をしている松井先生が毎週家に来ているようで、この日は退院後初めて家に来ました。

心配する松井先生に父親が「沙和はいつもどこか抜けている。車に突っ込むし、階段からも落ちる」と笑います。黒島は、自分で階段からも落ちたことがあるようです。

これは自分からわざとしているのだと、部屋で松井先生に告白します。

そして、松井先生に脳のCT画像を見せて、異常はないか調べてほしいとお願いします。松井先生は医学部のようで、詳しく調べるために、友人や知り合いに聞きまわっていたようです。

本編でも出てきましたが、松井先生は水難事故で亡くなっており、これは水難事故ではなく、沙和が殺したのではないかと言われています。

調べを終えた松井が沙和の元を訪ねます。結果を知りたがる沙和にちゃんと病院で調べてもらった方がいいと、はっきりと結果を言えない松井先生ですが、沙和は松井先生の口から結果を知りたいと強くお願いします。

沙和は普通の子ではないのか

松井先生は沙和の脳と、普通の人の脳の画像を比べて見せます。そして「沙和ちゃんがそうだってわけじゃないからそれを前置きに聞いてほしい。」と言います。

松井先生が調べた結果によると、沙和の脳は、反社会性パーソナリティ障害、ソシオパスやサイコパスに見られる脳に似ているようです。

沙和は、「私それです!」と答えてしまうのです。

世間的にやっちゃいけないことをやっていいと思ってしまう。だから、私は消えてしまおうと思っている。でも、毎回失敗すると言います。赤信号で横断歩道に入ったり、階段からわざと落ちたのは、これが原因だったようです。

松井先生は両親に相談しようと提案しますが、「嫌だ!」と強く拒否します。

大きな声で「嫌だ!」と言ったので、母が心配して見にきますが、ドウガネブイブイ(コガネムシ)が出たとごまかします。

両親は私のことを何もわかっていないと沙和が言うと、松井先生に助けを求めます。

「私、普通になりたい…。」

そのやりとりを母親が扉の向こうで聞いていたのでした…。

「過去の扉 後編」サイコパスだと気づいた後のストーリー【ネタバレ】

小さい頃から、両親に「普通に育ってくれたらいい」と言われ続けてきた沙和にとってそれは暴力に等しい行為でした。

普通ではない自分をコントロールする術を実践するようになっていた。その1つが数学でした。数学の難問を問いている間は、余計なことを考えなくていいことに気づいていたのです。

母親は、父親に沙和は普通ではないから、心の病院へ連れて行った方がいいのではないかと相談をしますが、人様に迷惑をかけていないから信じて様子を見ようと言います。

ある日、学校帰りに沙和は内山がいじめられてる現場に遭遇します。内山を助けた沙和は「これは普通のことだ。」と言います。

普通のことをして嬉しい気持ちになった沙和は、松井先生にその出来事を報告をします。しかし、松井先生は「普通はできないこと。」だと言ってしまいます。

沙和は、やはり自分は普通ではないと不安な表情を浮かべていまいます。

例の台風のよる豪雨の日

母親が、「父が台風やのに傘を忘れたから迎えに行ってくる。」と言い家を出ていきます。

雨が強くなると、沙和は、松井先生を殺したい衝動に何度もかられます。ギリギリ抑えることができましたが、我慢できずに家を飛び出してしまいます。

大雨の中、傘もささずに外を歩いていると、雨宿りをしている女の子に呼び止められます。この女の子こそが、南の娘の穂香ちゃんなのです。

近くの小屋に行き、休もうと女の子に言い、小屋で雨宿りをすることにしましたが、ここで殺人衝動が出てきてしまいます。衝動を抑えるために、数式を書いている黒島でしたが、女の子は絵しりとりをやろうと絵を書き始めました。

しかし、沙和は衝動が抑えられずに絵を書くことができません。

ここで女の子が「変なの。」と言ってしまいます。感情が爆発した沙和は、女の子を殺してしまい、返り血を浴びた姿で小屋から出てきます。その表情は後悔よりも、どこかスッキリとした表情です。

2年間普通に過ごすことができた沙和

2年間普通に過ごすことができた沙和は、ある日松井先生と海に遊びにきていました。崖の方へ一緒に登って行き、2年前の豪雨の日に自分が何をしていたか知りたいですかと、松井先生に聞きます。

松井先生は、聞かなくていいと言いますが、沙和は無理やり

「私、女の子を殺したんです。」と告白をしてしまいます。

松井先生は気づいていましたが、沙和を信じていたと言い、2年間そのことには触れずにいました。

そして、沙和は

「もう限界です。」

「楽しくない、今日も全然楽しくなかった。みんな笑っている意味がわからない。私が楽しかったのはあの時だけ。」

と言います。

ここで、殺した時に笑わせていた理由が判明します。

殺している自分は楽しいのに、殺されてる女の子は全然楽しそうじゃなかった。だから、最後に指で広角を上げたのだと。

それを聞いた、松井先生は自首して罪を償うように言いますが、「1人殺したくらいじゃ死刑にならん。」と言い、松井先生に抱きついたまま崖から飛び降ります。

ストーカー内山が現れる

病院のベッドで目を覚ました沙和。そこに内山が来ていました。

沙和は松井先生のことを聞くと、、内山がスマホを見せ、松井先生が死んだことを知ります。

「運、良すぎ。」と言う沙和に、内山はその日牡羊座のラッキーデーだったから沙和は助かったのだと知らせます。

内山は、沙和に「生きてて良かったです。」と気持ちを伝えます。

いじめから助けてくれたことで、沙和を好きになってしまったのです。ここで主従関係ができあがっていました。

「いじめから助けたのは、私じゃない。これが本当の私」と言って、内山の首を絞める沙和ですが、それでも内山は「大丈夫です。あなたのせいで死んでも大丈夫です。」と苦しみながら答えます。

命を軽く見ている内山を沙和は気に入ります。しかし「理想には程遠い。」と沙和は言います。

「どうすればいいですか?」と聞く内山。

沙和は「笑って。これから私がすることを見て楽しんでほしいから。」と言います。

内山が沙和をストーカーして笑っていたのはこれが原因だったようです。

最後はやっぱり「あなたの番です」

翔太と南が話していて、南が自殺をしようとしていることがわかります。翔太は南の自殺を引きとめ、愛する人のために精一杯生きようと誓います。

本編で引っ越しをする時の南に表情がスッキリしていたのは、これがあったからなのですね。

このシーンには思わずジーンとしました。

そして最後に、少年院にいる総一が映ります。

黒島からもらった本の最後に手紙が挟まれており、その手紙には

「あなたは1人じゃない。私は、私の生きたいように生きました。あなたもあなたの生きたいように生きればいい。やりたいことを、やりたいようにやっていい。次は、あなたの番です。」

と書かれていました。

この手紙を見て、総一は静かに微笑むのでした。

回収された伏線とまとめ

「過去の罪 前編・後編」で回収された伏線はこちらです。

  • 黒島ちゃんの穂香ちゃん殺人について
  • 松井先生の水難事故について
  • 内山との出会い・関係性
  • 内山がずっと笑っていた理由
  • 殺す時に広角を上げていた理由
  • ラッキーデイの謎

これは本編で放送してもいい内容でしたね。

最後の翔太と南のシーン、翔太と二階堂のシーン、翔太がご飯を食べているシーンは思わずジーンときました。

大切な人を失った悲しみは、普通の人には理解ができないでしょう。

人を愛する想い、大切な人を失う悲しみを描いたドラマだったのですね。

来週からは伏線回収SPも放送されるという情報もありますので、huluの無料体験をまだやっていない方は、是非登録して観てください。

なんか、続編がありそうな終わり方をしていましたが、結局はないんでしょうね。

でも、僕的にここまで楽しませてくれたドラマは今までになかったです。

あなたの番ですを作ってくれたみなさん、ありがとうございました。

あわせて読みたい
あなたの番ですの伏線回収SPがhuluで9月23日&29日に放送される!?
あなたの番ですの伏線回収SPがhuluで9月23日&29日に放送される!?最終回が終わっても多くの謎が残ったままとなっているドラマ「あなたの番です」ですが、ファンからは、モヤモヤが残るなど、伏線回収を求める声が多くあがっています。...

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

関連記事

目次